ロゲイニングとは?

onebit_10.pngロゲイニングとは?

onebit_28.pngニュージーランドで行われた2010年度世界選手権

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onebit_07.pngロゲイニングの概要

ロゲイニング(ROGAINING)とは、チームワーク・持久力・戦略・読図力を特徴とする、野外での長距離ナビゲーションスポーツ「The Cross Country Navigation Sport」として1976年にオーストラリアで生まれました。

参加者は、制限時間内に出来るだけ高得点になるようにチェックポイントを回ることを目指します。自由度の高い競技であり、チェックポイントと得点が設定された地図を元に、制限時間内に可能なルートを自分で考えます。全部のチェックポイントを回る必要はありません。一般的に、難易度の高いチェックポイントは高得点になっています。フィニッシュ時間に遅刻すると減点です。

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ロゲイニングの通過証明は、「電子カード」で行います。参加者はそれぞれに小型の電子カードを持ち、行動します。チェックポイントに行くと、目印として白とオレンジのフラッグがあり、電子カードと対になった「ユニット」が設置されています。参加者が、「電子カード」を「ユニット」にはめると、通過した記録がカードに残ります。フィニッシュ後は、カードを会場で読み取り、集計します。また、フラッグを使うことで、目的物が無いような難易度の高い場所もチェックポイントにしています。

onebit_07.pngロゲイニングの一般的な大会ルール

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(1)地図の配布 → (2)作戦タイム → (3)一斉スタート → (4)競技中~チェックポイントをまわります → (5)制限時間内にフィニッシュ~遅刻すると減点 → (6)得点計算・ルート検討 → (7)表彰

  • 参加チームは、2~5名で構成
  • 競技時間は6時間(国際大会は24時間)
  • 競技地図は、スタート20分程度前に主催者より支給
  • チェックポイントを回る順番は任意
  • 各チェックポイントには、主催者により20~100点程度のポイントが付与
  • チェックポイントは優勝者でもすべて回りきることが出来ない程度設置
  • チェックポイント通過証明は、専用ICカード(e-card)を使用
  • 競技終了時刻を超過してフィニッシュした場合は、毎分一定の点の割合(例:50点/分)で減点
  • 減点の割合は当日地図支給時に発表
  • 30分以上超過した場合は失格
  • 順位は総得点から超過時間の減点を差し引いた得点で決定
  • 同得点者がいる場合、先に終了した人が上の順位

日本ロゲイニング協会(http://rogaine.p2.bindsite.jp/index.html)より。

onebit_07.pngロゲイニングの特徴

onebit_28.pngニュージーランドで行われた2010年度世界選手権の地図(一部)

スタート フィニッシュ チェックポイント を表します。中心がそれぞれの場所であり、正確な位置を示します。スタートとフィニッシュは同じ場所であることがほとんどで、その場合が重ねて表記されます。チェックポイントの脇に記載されている数字が得点であり、一般的に難易度が高い場所ほど高得点です。同じ得点は2つ以上使用しません。

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ロゲイニング(ROGAINING)は、自然の中で地図とコンパスを使い、縦横無尽に行われる競技です。 

ルールは大規模なオリエンテーリングといった感じで、制限時間内に、地図上に示された競技エリア内の指定チェックポイントを回ることで、各ポイントごとに定められた得点をどれだけ多く集めるかを競います。コースは指定されておらず、自分で好きなルートを選んで走ります。

地図から地形を読み取る能力、効率的なルートをプランする能力、プラン通りに実際の地形をたどる能力が必要とされます。選手は、アップダウンのある道路~林道~登山道~道なき野山を藪こぎすることさえあります。

ロゲイニングのチェックポイントには「得点」があり、制限時間内にできるだけ高得点になるようにまわって総得点を競います。まわる順は自由です。それに対して、オリエンテーリングはチェックポイントを順番通りに通過し、ゴールまでの所要時間を競います。

フルロゲイニング(マラソンで言えば42.195km)は、制限時間が24時間と長時間・広範囲です。制限時間を過ぎて帰還すると、超過時間に応じて減点になります。長くても2時間以内のオリエンテーリングと違い、長時間の持久力や装備についての知識や、セルフレスキューの知識も必要です。

各チェックポイント(以降CP)には到達の難易度に応じた得点が定義されており、各CPに到達することで、その点数を獲得できます。獲得した得点の合計点の多い順に順位がつきます。したがって、どのCPをどんな順路で取りにいくかの作戦を立てることが重要になります。当然ながら、CPは優勝者でも時間内に全てのCPを回ることが難しい程度に多数設置されています。

onebit_07.pngロゲイニングはチーム戦 

なお、制限時間が5時間以上になるロゲイニングでは通常2~5人のチーム戦形式しかなく、個人での参加はできません。チーム戦形式の場合は、チーム員全員が離れずに(30m以内で)行動することが要求されます。2名以上での行動は安全上の理由が大きいようです。したがって、チーム内での役割分担や意志疎通が勝敗の鍵になる一面もあります。

onebit_07.pngロゲイニングの装備

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ロゲイニングで使用する道具は、主催者から渡される地形図とコンパスが最重要です。勿論、走るためのウエアと靴、それに24時間大会なら夜間行動用にヘッドライトが必要になります。加えて、行動中に必要な飲食物をリュックに詰めて背負うことになります。マラソンのような数km毎のエイドステーションはありませんが、12時間以上のロゲイニングでは、ハッシュハウスと呼ばれるエイドステーション的なものが1~数箇所設けられます。

24時間ロゲイニングでは、食事をどうするか(全てを背負って走るか、それともハッシュハウスに食事時間帯に行くようにするか)や、どこでどれだけ仮眠を取るか取らないかなども作戦の重要事項になります。

onebit_07.pngロゲイニングの競技者層

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現在ロゲイニングをしている人は、オリエンテーリングから入った人や、トレイルランニングやアドベンチャーレース系をはじめ、サイクリング、マラソン、トライアスロン、スノースポーツなど多様です。年齢層は幅広く、性別によるクラス分け(男性チーム、女性チーム、混合チーム)以外に、ジュニア、一般、ベテラン、スーパーベテランなどの年令によるクラス分けも行われます。

onebit_07.pngロゲイニングの歴史

ロゲイニングは、オーストラリア発祥の競技で、主にオーストラリア、アメリカ、カナダなどで盛んに行われ、東欧などでも世界選手権が開催されています。しかし、世界的にはまだ普及中の競技と言えるでしょう。

近年、埼玉・東京・神奈川では、毎月のようにロゲイニングをアレンジした小規模な「フォトロゲイニング」が開催されるようになり、大阪・京都でも昨年から数ヶ月に1回程度開催されるようになり、人気を集めています。3時間~6時間の大会が大半ですが、最近では10時間を超える本格的な大会も徐々に増えてきています。

(Special Thanks to Mr.shirube!)