奥武蔵レクロゲイニング 参加レポート

2012/03/26(月) Posted in 参加しました
珍しく運営ではなく、参加レポートであります。
3/25(日)奥武蔵レクロゲイニング(埼玉)に参加してきました。レクはレクレーションの略で、写真撮影形式の元祖大会です。全国から硬軟入り混じった愛好家が集まります。チェックポイントでは、写真一覧と同じポーズでパチリ(難易度の高い体勢も!)、電車とバスの利用も可能です。オリエンテーリングマップによる、「スペシャルナビゲーションエリア」があるのも大きな特徴です。(今回行けませんでしたが…)
 
結果は、というと、6時間男女混合の部、優勝♪
こういう(どういう?)感じに走る人も、お団子とビールの人もいるのが面白いところ。地図が無いと分かりづらい部分はご容赦を。

 

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回ったチェックポイント:10→12→11→5→3→24→6→88→40→23→高麗駅10:10=10:25吾野駅→66→38→100→54→33→26→62→47→120→16→60→35→東吾野14:11=14:29東飯能→22→13 914点

装備:襟付き半袖、膝下タイツ、アームカバー・レッグカバー、サングラス、キャップ、指なし手袋(釣り用)、トレランシューズ、エックスソックス、ノースリーブのスキンメッシュ、マーチンウィング3L、水500mlハイドレーション、ジェル2、トレイルミックス1。胃薬、予備コンタクト、テーピング、絆創膏などの医薬品少々。

チームメイトに預けた荷物:500mlペットボトル、ジェル2本、フィナンシェ1(お菓子・使わず)、ウィンブレ1(電車で汗冷えしたので着た)

主なピークとコースタイム、バス電車時刻表を1枚にした概念図をチームメイトのヘロリンさんが用意してくれていた。

 

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「TREKNAO」という名前のチームで出たのは初めてかもしれない。

2回電車を使ったので、正に序盤・中盤・終盤の3つのセクションになった。時間の融通が出来ないので、緊張感のある展開だった。

 

  • 序盤

市役所9:00スタート、飯能の街中を拾い、高麗駅。10→12→11→5→3→24→6→88。9:50を目指していたがロスがあり、21天覧山をパスして40→23→10:10高麗駅へ降りる。となると、15分ぐらい余りそうだ。舗装路を下りながら17ドレミファ橋へのピストンを検討するが、電車に乗れないリスクを考えて取りやめる。割りとゆっくりめにトイレ・補給を済ませて乗車。

車内では、補給・中盤の細かいルート取り・所要時間の予想など。西武線を挟んだ両側の山塊を、上って下りて上りかえす想定はしていたけど、帰りの電車を考えるとかなり厳しい。終盤の時間を確保するなら、子の権現側を60分、関八州側は90分、と仮に想定する(すでに泣きそう)。切り捨てなくてはいけないCPがいくつか。でも、このラインを捨てると大幅に楽になる、というCPが無い。大枠は嫌でもなんでも、実行しなきゃいけないのだ。その中で、近くをかすめるけど高低差が大きい43、52は捨てる判断をする。これで稼いだささやかな時間が、役に立つことを祈って…。

 

▼スタート風景
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  • 中盤

吾野で下車し、66へ。43パス、38滝不動へロード(舗装路)でぜーはー上る。まだ一山目なので弱ってもいられない。100子の権現では、エイド(給水・給食所)で、松代ロゲに参加したという女子チームに会う。コーラも頂いてリフレッシュ。予備の水はあったけど、このエイドは本当に助かった。

54までのトレイルのアップダウンが意外と言うかいつもどおりと言うか、きつい。ああ奥武蔵って感じ。天目指峠で「3分押し」と声がかかる。33とって、52は点が大きいので悩んだけど高低差を見て捨てる。女帝・上皇チーム(今回運営している、競技トップチーム「TEAM阿闍梨」のこと)なら取れただろう。 

 

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299号線に出たところで、12:00。レースの折り返し時間。時間の余裕は全くない。26とり、62までのロードもぜーはー走る。ここまでに、ジェル2本、トレイルミックスを半分ぐらい消費。私は食べないとすぐ動けなくなる派なので、ガス欠になりつつあり、先行してペース作ってもらっているヘロリンさんに預けていたジェルを取り出しておいてもらい、マラソンのエイドさながら受け取る。代わりにゴミをお返しする。

ジェル投入で体内に燃料は確保。62大滝の後、高畑に向かう道は徒歩道で書いてあるけど、コンクリ舗装で少し混乱。神社が書いてあるところも、実際は更地になってて名残もないのだ(これは知っていた)。頭を使ったら体は復活して、高山不動へ一瞬だけ元気に向かう。トイレ休憩、以降の予定を再検討。時間、かなり押してるというか、もはや予定通りの便には乗れず。走りながら相談。終盤の高麗峠~オリエンエリアを攻める予定をどうするか。乗らずに帰るという方法もあるのか。むーんむーん。120は絶対取らねば。最悪60顔振峠から下山か?応援に来ていた友達が、うちらチームに前後しながら撮影班。話しかけられても返事が出来ないでいたら笑われた。

 

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120関八州につく。フィニッシュ時刻まであと90分。299号線の標高232mから771mまで、約540m一気上りだった。もうほんと、振っても絞っても、って感じよ。他に選手の姿はない。ここから諏訪神社まで35分、そこから駅まで20分、の猶予しかないとのこと。キロ5ペース?

あとは基本、グリーンラインを下る。16傘杉峠、60顔振峠、35諏訪神社、靴にわりとでかめの小石が入ってツボ刺激みたいなことになってるんですけど、駅に着いてから取ろうと思って我慢する。民家がちらほらしだしたあたりで男子チーム発見。もう余裕ですよと言われて、嬉しくなる。が、多分私たちは1本前のに乗ろうとしているのだという気がしてそのままペース落とさず走る。結局、吾野駅では電車が入ってくるのを見ながら改札に滑り込むという、よい子は真似しないでね的な展開だった。一本後だと、フィニッシュ5分前に東飯能駅に到着だから怖かったのだ。電車の中では倒れ込んで座り込んで周りに拍手されてしまい、恐縮であった。ヘロリンさんも「足攣る…」って安全ピン刺してるし(そういう奥の手の痙攣止め方法がある)。中盤戦、終了。いろいろと終了。

 

▼クリックで拡大
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  • 終盤

終盤セクション、30分。だいぶ短くなってしまった。22→13を取って帰ることにする。オリエンエリアの17にもう少し早く気づいていれば、ダッシュでこれも取れたかも。でもすでに脳内に蛍の光が流れていたので、悔いなし!と叫んで帰ることにする。ヘロリンさん調べの八高線の時刻表によると、ゴール間近に踏切が降りるタイミングがあるので、それも避けたくて。 

混合優勝は、富士山麓ロゲイニングに続き2回目。しかし絞り出し加減や参加者層や、最近のトレーニングの不出来からいうと(2kg増量中)、今回の結果はもったいないくらいだ。脚本・演出すべてバックアップしてくれたヘロリンさん(とそのご家族のみなさま)、舞台を用意してくれた飯能市とTEAM阿闍梨やみちの会をはじめとする多くの関係者のみなさま、同じ時間を共有した参加者のみなさま、ありがとうございました。 

 

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やはり、作る側でもあるので触れない訳にはいかないんだけど、自分も過去の数多くの失敗から、信頼できる人に試走してもらうことの重要性を感じている。となると、地図作製を始め、いろいろな準備を十分な余裕を持った状態でやらなくてはならない(自分の首、締まる。きゅー)。みんながボランティアで運営をしている状態なので、事前からの負荷のかけ具合や任せ方は難しいことです。競技愛好家で構成されていた運営の輪に、地元の方も加わったのが今までと大きな違いで、もっと競技運営者が余裕を持って集中できる状態になっていけばいいと思う。今回、遠方からあえて裏方に来てくれたとおぼしき方の顔を見つけて、それはそれは嬉しいものだった。ごめん、私参加者側で。

遠方から、と言えばお話はまだあるのだけど、それはまた機会があると思うので出場レポートはこれでおしまいにします。

photo by agohige,harimane