Wilderness First Aid

2011/04/13(水) Posted in 参加しました
内容WFA野外救急法国際ライセンス取得(2日間)コース
リンクWFAぐんま-野外・災害救急法(ウィルダネス ファーストエイド)国際ライセンス取得コース
備考一泊二日で野外救急講習を受けてきた

普段受ける救命救急は、すぐ病院に搬送できるという環境が前提。ですが、野外活動に特化した講習があると知って受講の機会を待ってました。今回は、日本で始めて開催される2days講習。参加者は19名。講師Davidと通訳2名の方による講習。

資格について

3年間の国際ライセンス。同様のものに下記の3つがあります。(3ステップというわけでなく、いきなりWFRを受けることも可能。)

  • WFA(Wilderness First Aid) 2日間 今回受講したクラス
  • WAFA(Wilderness Advanced First Aid) 4日間
  • WFR(Wilderness First Responder) 8日間(WAFA+BRIDGEでもWFRになる)

最初に説明されたのは、今回のクラスは「処置でなく予期のための講習」というレベルだということ。ただ、野外救急という時点で、そこで死・怪我・病気に直面している人がいて、あと数時間はそのままの状態が続くというときに、自分が専門的な医療関係者でなくとも何かをしたいと思うよね?その時に出来ることを学びましょう、ということを、講習中も何度か実感しました。本当に自信を持って処置が出来るまではまだまだ反復が必要だろうけど、適度に頭に染み込んだあたりに(そして忘れかけたあたりに)、次回はWFRを受けたいと思います。

三つの三角

内容の詳細は書きませんが、肝のところだけ自分が後々見直すために載せておきます。

(1)状況判断

・安全;救助者、仲間、第三者、患者

・数;救助者、患者、資料

・何が起こった?;環境、病気、外力

(2)初期評価

・呼吸器系;呼吸<耳ではなく手首を口元へ近づけて確認。嘔吐する場合がある>、気道

・循環器系;脈、大量出血

・神経系;AVPU(意識評価)、脊椎

AVPU;Awake起きてる|Verbal言葉の反応(目覚まし時計反応)Pain痛みへの反応(耳たぶ、親指と人差し指の間をつまむ)Unresponsive無反応<嘔吐注意>

脊椎損傷の恐れ;頭、肩、腰の固定

(3)情報収集<大半の例がこれ>

・触診<出してみる>;頭→足先<客観>

・問診;SAMPLE<主観>

Symptoms/chief complaint 傷病の判断

Allergies アレルギー

Medications 薬<意識のある時に>

Past pertinent history 病歴

Last food/fluids 最後の食事/便

Events 何が起こった?<最初に聞く>

・バイタル;AVPU、脈、呼吸数、肌(色、温度、湿り気)<何回もとる、変化を見る、時間記す><客観>

写真など

f:id:urano_cobito:20110414134014j:imageレサシエードではなくポケットマスクが良い

f:id:urano_cobito:20110415115608j:image外傷。洗って洗って洗って…手袋とイソジン液と柔らかいペットボトルの水。怪我メイクがリアル。

あとは主催の方のアルバムをご覧ください。私も打撲メイクやったり、患者・救助者ごっこやった。とにかく、2daysでコンパクトなせいもあるけど、屋内講習はほとんどなくて野外での動きを交えた実技。刺激的。ショーを見ているような講師陣の連携や雰囲気作りに、リラックスして集中度があがる面白さ。他の参加者の方も意識の高い方々が多くて、学ぶ内容が沢山ながら、とても効率よく進行した二日間でした。最後のテストは10問中8問正解で合格。久々に緊張しました。

実際的な救急方法の他に今考えてること

自分のことですが、最近、走っていて同行者が転倒して怪我をするというトラブルがあり。んで、実は似たようなシチュエーションが以前にもあって、その時も「ベテラン男性、自分(やや余裕あり)、頑張り屋さん(トラブル発生)」。自分はまず、状況に違和感があっても意見を強く言う立場じゃない、と思っている(大体いつも心配性)。余裕もあるといえばあるけど楽ではないから、積極的にフォローはしてない。一応、声はかけるけど、何と言っても、頑張っている人が頑張りたいという時には、頑張らせてあげたい、と思う(これ、他の人もそういう時ないかなー)。けれどやっぱり頑張り過ぎるとどこかに無理が出てくる。2回も体験したんだから、これはもう私は自分の立ち位置に関する考え方を改めるべきだな、と、思ったりもしています。具体的にはまだまとまってませんが。あー、最近ご一緒できてない、山の会の人と久々に会ってもう一度そこらへんの新鮮な「そうか!」っていうのを取り戻したいな。精進精進。