遭難に備えて

2009/02/16(月) Posted in ブログ

秋から山行をご一緒させて頂いてる山岳会のミーティングに行ってきました。内部でのルールなので全部を公開するわけではないのですが、私はじめ、トレランを通して山に入った方々に、「遭難したらどうなるの?」「備えられることってなに?」というお話として、メモを簡単に紹介します。(「~」が付いてる文章は私の個人的なコメント)

  1. 山岳保険に入る
  2. 登山計画書を出す
  3. 家族に緊急時の連絡先を教えておく

山岳保険

私は去年の夏から、TJARに参加するためにモンベル山岳保険に加入しました。ネットで手続きして、即日入れたので。何の保険でも一緒だけど約款はちゃんと読まねばなあ。契約が切れたら山岳会でまとめて加入してる労山に入るかも。

  • (会としては山岳保険への加入していることが大前提となってます)
  • 事故発生:保険にすぐ(1ヶ月以内)一報入れる。
  • 海外も対応か?~モンベル保険は対応してた
  • 労山:千円一口、良く行く人で10口ぐらい加入+入会500円、計画書を出すことが必須
  • 会内事例:海外登山での急病@インド 費用は全部で200万ぐらい。ヘリで設備のいい病院へ転院したが、その際に一度退院したことになっておりヘリ代が山岳保険から出なかった→クレジットカードの海外保険などでカバー。結論:ケースバイケースだわ…。自分が掛かってる保険を把握。意外なもので気付かず加入してることも。
  • 労山:日本勤労者山岳連盟(http://www.jwaf.jp/)。遭難対策事業の一環として、「労山遭難対策基金」をやっている。個人1口1,000円、団体1口2,000円より任意加入できる。疾病時もカバーできるのは労山のみ?
  • ~トレランの人ってまだあんまり組織化が進んでない気がするのですが、こういう保険へ入るにはやっぱり会作って加入?口数が自分の山行に合わせられるから良さそうなんだけど。

登山計画書

私と走る方へ。誰かとてこてこ走りに行ってなにかあって、ハンドルネームしか知らない人がもし事故ったらというのは結構大変そうなので、必要に応じてお名前・緊急時連絡先をお聞きするかもしれません。よろしくね。

  • (会ではエクセルでテンプレートがあって、毎回メールでメンバーに送ってます)
  • (ネットで探すと登山計画書のテンプレートってわりとあるので、自分の山行スタイルが分かるように改良して使うといいと思います)
  • To:在京本部○○さん携帯、PC Cc:All
  • 会以外の人と行く時は連絡先、名前(他チームの代表だけでもOK、下山届が無かった時に連絡できる人を書いておく)
  • ~自分がリーダーの時はメンバー分もフル情報で書きたいな(住所など)
  • 自分の事故時を考えて:家族に対して、緊急時の連絡先は在京本部○○さんというのを教えておくこと
  • (まれに)メールで簡易に計画書を出す場合:日時、場所、コース、入下山口、メンバー、連絡先
  • 下山メール:To:在京本部○○さん、Cc:All

パーティ帰らずの場合

  • アクシデントの時は在京本部○○さんに連絡。メール・留守電でなく直接音声で!
  • いつになったら警察に連絡するか?してほしいか?~計画書に書こうかな?
  • 新聞に載るような大事故の場合、対策本部となる
  • 救助側:三々五々に行っても救援者保険は下りない。ちゃんと「救助隊」としてまとまらないと現地に行っても右往左往に!
  • 家族が現地に連絡すると、現地も大変なので混乱することがある。現地ー在京本部ー家族 というように窓口の一本化が大事
  • ~自分が備えてないと家族に大変な思いをさせることに…
  • 個人名をオープンにはしない方針だが、事故検証を行って報告書を作る
  • ~メンバーにも恥ずかしくない山行をしようね
  • 発生時、時系列でのメモを取ることが大事
  • ~トレラン荷物にも筆記用具入れとこうかな

TTRでの事故の時、救命をしていた方が発見からレスキュー隊到着までの経過をメモに書いて渡してらしたのがすっごい印象に残ってます。あと、事故報告書について、目を通せるものは通して、勉強しておこう。本もいろいろ出てることだし。

クライミングを始めて色々調べていると、事故報告(ひやりはっと含む)を公開している山岳会もあって、どんなうっかりも他人事とは思えなくて本当に勉強になります。トレランでの事例もどこかにまとめられるようになるといいのだけど。