菅の台~木曽駒ケ岳~空木岳~菅の台

2007/07/22(日) Posted in ブログ
行程日帰りトレイルラン
ルート菅の台[3:00]―3:03→黒川渓谷七合目―1:48→駒ケ岳―?→
[8:20?]宝剣山荘(8)―27→宝剣岳(7)―1:45→[10:36]檜尾岳―1:56→
木曾殿山荘(6)―1:02→[13:41]空木岳―2:23→林道終点―35→[16:41]菅の台 詳細
行動時間13h41(内休21)
距離約41.4km標高1,000mから↑↓2,000m
備考岩瀬さん呼びかけのTJAR選考会A。走力もちろん岩場鎖場ルートファインディングまであり?


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中央アルプス、お腹一杯堪能して来ました。いかにも足に自信あり!そうな参加者の中、開始10分で取り残されて独り走る林道では、自分、毎週どんどん走れなくなってくぅ~と凹みまくり。でも、そんな単純なコースじゃなかったわん。崩落のため整備されていない沢沿いの登山道は草ボーボー。じゃぶじゃぶ渡渉もあり。稜線に上がってからは花綺麗・3000m弱の稜線わーい。でも鎖場岩場はやっぱり経験が必要なのかも?ぼるぼるの経験ここでも活躍。持って行ったおにぎりが炊き方固くて喉つっかえたのは想定外でありました。予定は49%~52%で宝剣山周りの鎖場はCT通り、みたいな感じで立てていました。

以下は、提出のレポートをちょこっと変えたものです。

練習会参加の動機

2004年に山耐に初めて出るために、知人にアドバイスを貰う中でTJARのことを知った。その後Web等で詳しい内容を知り、2006年のレースも1ファンとして注目していた。去年はTJAR報告会を見学することが出来て、軽量・連泊・3000m級のトレイルランを自分もやりたいと思うようになった。

今回は、未経験の中央アルプスというのが魅力的で、CTの70%なら出来るかもと考えていた。他のレースと日程が重なり諦めていたが、延期とのことで急遽参加を決めた。

事前準備

5月の目標レース後、6月はほぼ休養、7月から練習再開(しかし半日以上きちんと走り続ける練習は出来ず)。照準を合わせた練習は出来なかったが、まあまあの高地順化と直前に習ったボルダリングが役に立った。

3週前:甲斐駒ケ岳(黒戸尾根往復)ほぼ歩き

2週前:富士山(5合目より山頂1往復+八合目1往復)/ジムでボルダリング

1週前:安曇野アドベンチャーレース

反省点

「山と高原地図」のCTを元に予定表を作ったところ、合計が25時間ぐらいになった。岩瀬さんの計画表では約20時間とのことだったので、参考にしているものが違ったのかも?70%ぐらいなら…と思っていたが55%ぐらいで走らないと14時間に間に合わないことがわかった*1。計画では休憩込み13:44で、実際13:41だったのだが、そもそもこの予定で本当に参加してもいいのか、直前でも岩瀬さんに自分のレベルを伝えて確認しておけば良かったと思う。

レポート

[かっこ]内は時刻

菅の台[3:00]~駒ケ岳[7:51]

f:id:urano_cobito:20070722060239j:imagef:id:urano_cobito:20070722062013j:imageこんなにやぶい

林道は一人旅だったが、伊勢滝で数人と合流できてほっとした。みんなで道を探しながら行けたので助かった。雪渓と稜線の眺めが見えた時は、写真を取りまくり、花も綺麗で感激。馬の背では「選考会頑張って」と声をかけられた反面、好意的でない雰囲気のパーティもいた。林道が予想より早く通過できたので予定より1時間近く早い到着。いやっほう!浮かれてMさんと写真を撮り合う。

駒ケ岳~宝剣山荘[8:09]<=この時間がいまいち不明。08:20かも

この区間、登山者がめちゃくちゃ多い!譲ったら最後、前に進めない。。。ロープウェイのパワーを感じるわ。子供に「アレ!走ってきた!」と言われる。アレって。笑顔で通過する。関門通過に浮かれる。携帯電話で連絡するはずが通じず困っていたら、怪我で中断とのakihageさんの電話が通じて代わりに連絡してもらう。「なんだよー、通過しちゃうのかー」とにこにこして言われる。かっこいいハットのSさんが鎖場を見てそのまま戻って来て悩んでいるようだ。肝心の現場は霧の向こうで見えない。嬉しくてトイレに行くのを忘れて鎖場に突入する。

宝剣山荘~檜尾岳[10:36]

f:id:urano_cobito:20070722082312j:imagef:id:urano_cobito:20070722091826j:image宝剣山に人びっしり

鎖場は渋滞してた。宝剣山頂まで27分もかかってしまった。さらに写真も撮ろうと欲張ったのでちょっと悠長にしすぎたかなあと反省。みんな山荘側からのピストンらしいので、上手く通過するような流れにならないんだな。鎖場は心してかかったが、落ち着いて出来た。雨降ってなくて良かった。稜線走りは、いくらか高地順応出来ている感じはしたけど、やっぱり動きが鈍く予定より少しずつ遅くなる。でもまだ全体では50分余裕。

檜尾岳~木曾殿山荘[12:33]

f:id:urano_cobito:20070722092846j:imagef:id:urano_cobito:20070722130650j:imageこの稜線を走ります

最初は感激していた稜線も段々辛くなってきた。ここまで前後しつつ一緒に進んで頂いたMさんと別れてからは、なかなか前に進まない。しかし後ろからSさんが走ってきて、しばらく付いて行こうと頑張れた。雨が降ってきたので雨具。耳寒いから手拭い巻き。すぐ止んで良かった。予定とのアドバンテージは30分に減った。

木曾殿山荘~空木岳[13:41]

f:id:urano_cobito:20070722131755j:image空木岳途中

木曾殿山荘水1L購入。山荘の人が、「トップとは大分離れたなあ!」とぐっと来ることを言ってくれる。「先頭は男の人で、次はすぐに女の人だったよ」「10時ぐらい」今頃きっとお風呂に入っているに違いない。しかし私はちまちま地道に登る体力しか無し。予想より岩場・鎖場多くて、辿り着いたら「第一ピーク」と書いてあって衝撃。赤矢印も「ここ?!」というのが面白く、時間が無いのにまた写真を撮ってしまった。すみません。だってどーんと壁みたいな岩の真ん中の割れ目に向かって→書いてあるんだもん。次の足場は?って見回すと、右斜め上とかにコの字の足がかりがあるんだもん。

空木岳~菅の台[16:41]

食べてもガス欠、水飲んでも脱水みたいな感じ。とことこ走り。池山の水場でおしゃべりなおじさんに「いやー!すげー!3時から走ってるんでしょ」などなどいっぱい話しかけられ、10mほど振り返り振り返り返事をする。林道終点には選手のMさんご一家とIさんが来て下さっていた。後で聞いたけど、私の前の選手が最後の最後で迷ってしまったので、わざわざ来て下さったのだ。最初気づかずに「なんかみんながこっち見てる~恥ずかしい~」と思って、とんちんかんな方に行きかけたが声をかけて頂いて助かりました。ありがとうございました。

その後は「下山道」を下ったつもりだが、正解ルートは「遊歩道」?16時も回ってしまったのに、ゴールに皆さんがいて下さって、大変照れましたが本当にありがとうございました。やれやれ、山岳耐久の90%ぐらいのボリュームがあっただよ。開始時間早くなってて(最初は4時スタート予定だったらしい)助かった。

持ち物など

ザック:リアクター12L、シューズ:バスク・ブラー、ランプ:ペツルミオXP、ストック1(邪魔だった)

着用

ドライTシャツ、防水ベスト、アームカバー、手拭い、指なし手袋、短パン、CW-X膝下丈タイツ、タイツ生地のふくらはぎカバー、登山用ウール混靴下、ショートスパッツ

荷物

ぺらぺらの撥水ウィンブレ、フリース、指あり手袋、救急セット(薬・電池・レスキューシート・絆創膏・ホイッスル・予備食・カイロなど)、財布、携帯、トイレットペーパー

食事

おにぎり4(残2)、アミノバイタルゼリー2、グリコーゲンリキッド2、チューブ練り梅、ピーナッツ、サラミ、梅干飴、ミニ羊羹、VAAM粉1、スポーツドリンク2L+木曽殿山荘で水1L

*1:'07山と高原地図の木曽駒・空木岳参考。しかし黒川渓谷の林道はかなりやさしめにCTを取っている感じ。宝剣岳~遭難の碑も50分とあるけど実際は16分で通過だし。この50分は編者の「ゆっくりいけー」って愛情かしら。昭文社より山と渓谷社の方が厳しめだったり、年度で変わったりもしてるので、標準CTと言ってもいろいろだなあと思った。