箱根50K

2007/05/27(日) Posted in 参加しました
大会名THE NORTH FACE エンデュランス ラン OSJ ハコネ 50K
距離55Km
制限時間14時間
コース箱根湯本駅周辺~塔ノ峰~明星ヶ岳~明神ヶ岳~金時山
~芦ノ湖展望公園~三国山~海ノ平~(湖畔トレイル)
~芦ノ湖キャンプ村内~神山~早雲山~強羅~彫刻の森美術館
リンクhttp://www.powersports.co.jp/osj/07_hakonetrail/index.htm
結果12時間07分28秒 総合429位 女子45位
備考生理2日目が大ビンゴ。
ファンランのつもりが行き倒れ寸前?何故か神山で復活!


左:お師匠と私 右:今まさにコーラを取り出そうとしているakihageさん

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前日に小田原入り、ビールもお刺身も美味しい。全然レースモードじゃない。そして薄々予想していたが生理始まる。2週前のTTRにぶつからないように後ろにずらしたのだけど、貧血気味なのか、さらに遅れて箱根にビンゴ。あーあ。「調子悪かったらやめちゃうもん」と言いふらす。かどきち師匠もリハビリランだと言うので「じゃあ一緒に走ります?」と3回ぐらい言ってみたらOKが出た。

箱根湯本―2:20→明神ヶ岳―1:16→金時山(12)―1:26→芦ノ湖展望公園(6)

阿弥陀寺までそこそこ頑張るが渋滞。「山耐も後ろはこんななの?」とびっくりしているかどさんに、凡人の作法を教える。「あの脇のガレ道行けるけど?」「駄目です。ここでは写真撮ったり交流会をするんです。」10分ぐらいで通過。反動か、みんな結構飛ばす。舗装路に出たら応援ランのakihageさん登場。故障中で「いやー歩くのも痛くて」と言いながら併走している。前日買ったハットを誉められて嬉しい。明神ヶ岳の前で生理痛が我慢できず鎮痛剤を飲む。「オーバーペースじゃない?」と走りながら何度か聞かれたが、なんとも答えられない。いくらペース落としてもマイペースな感じにならないのだ。

ここらへんから隊列に飽きたかどさんが、「上りだけ頑張り練習する」と言って一人でインターバルを始める。お陰で私前後の人は、めりめりと駆け上がり、頂上でチューチューバッグ咥えながら待ってる手拭いおじさんを何度も見ることになる。しかし金時の上りではもう姿見えず。周りはよろよろ、なんだか山耐の三頭山のかほりがするわ。山頂で師匠発見、しかしまずトイレ。茶店は大盛況、歓迎してくれてるんだ、ありがたやありがたや。今度来たらなにか豪勢なものでも頼もうっと。

丸岳でakihageさんが2回目の登場。なんとコーラが出てきた。うわーい!後日のレポを見るとみんな「そんなに暑くなかった」と言うが、私はかなり暑く感じていた。多分これも体調不良。芦ノ湖展望公園で第一関門通過。ここまで平均して標準CTの50%ちょっと。体感は、しんどい。全然ファンランじゃない。トップはもう第二関門あたりまで来ているとのこと。見えたら面白いなーと思ったけど見えず。

芦ノ湖展望公園―2:28→箱根峠(10)―1:35→芦ノ湖キャンプ村(13)

全然駄目。三国山の頂上でベンチに座り込んでしまう。かどさんを道連れにしてしまったことを激しく後悔するけど、今更先に行って貰うこともできない。「顔色が白い」と言われる。足の指が攣ったりもする。山伏峠でも力尽き休憩。完走も危うい?第二関門でやめれば、今日は十分運動したし、多分温泉行ける。聞いてみると、師匠はどっちでもいいと言う。第一関門から箱根峠まで、標準CTの67%もかかった。芦ノ湖畔は平坦なのに、ダッシュしてるみたいに呼吸が苦しくて、酸欠金魚状態。さらに抜かれて悲しくなる。

でも結局、リタイヤしないことにした。こういう、走る前から立派な言い訳があるときほど、何故か後悔することになるんだ。今日はいっぱいの人に会えたし、応援してもらった。「あと1時間はゆっくりでいいから頑張って走る。そしたらゴールできる」と言われる。15時半ぐらいに第二関門の芦ノ湖キャンプ村に着いた。

芦ノ湖キャンプ村(13)―1:31→神山―0:50→彫刻の森

またトイレ。ここでお尻が痛くて飛び上がる。擦れてるー!ちょっと前から気付いていたけど、結構我慢できない状態。バンソウコウを貼ってみようとするけど、汗かいててくっつきません。しかしワセリン持ってた。ハードゲイか!というほどありったけ塗る。水の飲みすぎか、鎮痛剤で胃が荒れたか、生理痛か、下してるのか、分からないけど腹が痛い。でももう薬も飲みたくない。もう最後の休憩だ。そこはかとなく漂うバーベキューの香りをおかずに、自棄になって梅干おにぎりをぎゅうぎゅう食べる。あれ?意外と食べれる?

ベンチにぺっちゃんこになって収容車を待っている人を見てたら、腹黒い元気が出てきた。やめないもん。試走の時は湖尻から強羅まで、3時間半くらいかかった。「あの時は日が暮れてたし一人だったし。そんなにかからないかも!」と希望的観測を述べる。「かかると思って、上りで少し貯金をして、下りは普通に下りれば良いんだ」とびしっと言われる。でももうリタイヤするところは無いし、この一歩一歩がゴールに向かってるんだ。神山への上り、なんかどんどん追い抜けるよ。なに?今まではガス欠?やっぱり米の飯?なんか知らないけどわーい、動ける→抜ける→アドレナリン出る→さらに動ける、のループ発生。「小虫、急に頑張るの巻」とかなんとか、後ろで師匠がぼそぼそ言ってる。第二関門から90分で神山到着。明るいじゃん!

「ライト、使わないで済むかも」と思ったらまた元気が出てきた。後は、面白おかしく走って、早雲山駅に出た。舗装路も走る。ラスト1km、女の子発見。うー、抜けるか?というわけで更にダッシュ。あっという間に無酸素運動、でも追いつかれるのが恐くてまたダッシュ。なんかマイクでコールされてる、すごーい。あ、最後は師匠の後に、と思ってゴール直前で後ろを見たら師匠いない。ああっちょっとちぎれてる?ダッシュしてきて止まって待ってるのって変?

不肖の弟子、最後まで不肖のまま先にゴール…

レース後

全然、予想もしてないレースになってしまったけど、ゴールしたらいっぱい知り合いが待っててくれて嬉しかった。あー、完走できて良かったあ。本当にありがとうございました。20:11の電車を待つ間、駅でラストの選手を応援してた。10分前ぐらいの選手は「どこにそんな力が?」ってほどダッシュしてくる。いいぞいいぞ。でも、2分、1分と迫るにつれてなんて声を掛けていいか…。20時過ぎて、ぱたっと人が途切れる。スタッフも引き上げて急にひっそりしてしまう。でも、やっぱり、選手はぽつぽつとやってきた。本当にお疲れさま。ホームから声をかけつつ、こっちが泣きそうになってしまった。